出会いと別れ
前回の記事では
橋本さんのバスケに対するモチベーションが
少し下がってきたことまで話した
橋本さんは
オールマイティーなスモールフォワードだが
外からのシュートも当然にそのプレーの重要な構成部分
しかしながら、
外からシュート
というのは
ある程度バスケに関わっていないと
その力を維持することができない
一度モチベーションがさがり
バスケから遠ざかると
どうしても、そのプレーを維持することはできない
試合でも
橋本さんはかつてのプレーを維持することができなくなっていた
そうすると
チーム内の空気がだんだん変わってくる
スタメンで橋本さんを使うことは
全体としてマイナスなのではないか
そんな空気が流れ始めたのだ
こういうのは難しい問題で
橋本さんは
モチベーションは下がっているものの
それでもスタメンで
自分のやりたいようにプレーしたいという気持ちはあるだろう
一方でチームとしては
全体としてマイナスになるようであれば、
それは難しい
あくまでチームとしてやっている
安藤さんは徐々に橋本さんのプレータイムを減らす方向に出た
その分は僕のプレータイムが増えることとなる